
前記事では、長年苦しんできたグルグルめまいの原因が食いしばりだと仮定し、対策をしたら顎関節症で口が開かなくなることがなくなり、めまいの頻度を半減させることができたことを紹介しました。
そこで今日は。
食いしばりによる顎関節症を完治した際に対策として行ったことを具体的に紹介したいと思います。
私個人の体験談ですし、顎関節症は再発していませんが食いしばりは時々あります。
参考にするとしたら主治医に従って欲しいのですが、お困りでしたら読んでやってください。
食いしばりは顎関節症だけでなく、偏頭痛やめまい等、様々な不調を引き起こす。食いしばりによる影響は生活の質を下げるため、治療は諦めてはならない課題である。
書籍を参考に対処方法を実行した結果、食いしばりの完治はしていないものの、顎関節症は再発しないところまで改善できた。実践したことの中で効果的だと感じたのは、漢方薬の服薬、顎のマッサージ、顎のストレッチだった。
根本的な治療は難しいが、食いしばりを引き起こす原因を見極めることで予防をしていきたい。
顎関節症は「食いしばり」が原因かも?
この記事に辿り着いたということは、貴方も食いしばりの自覚があって、普段から口を大きく開くとカクカクと音がする人ですよね?
最悪、口が開かなくなって困っているのではないでしょうか?
私の場合、顎が鳴るのはよくあることで。
定期的に口が開かなくなっていました。(悲)
食いしばりによって顎の関節に異常が生じるのはよくあることだそうでして。
悪化すると、それに関連した症状に悩まされることも。
私の場合はグルグルめまいに7年も悩んでいて。
それも食いしばりが原因だったようです。
これは私の推測で医師の診断ではありませんが、食いしばり対策をしたら調子がよくなりました。
食いしばりによる顎関節症の応急処置は顎マッサージ
顎関節症が悪化して口が開かなくなると、私は歯科医院へ行って顎のマッサージをしてもらうのですが。
それは顎を前方に突き出すように伸ばし、主に耳の前方あたりをマッサージして顎の筋肉を柔らかくする施術です。
口が開かないレベルの顎関節症だったとしても、プロに施術してもらうと帰宅する頃には普通に口が開くようになっているので不思議です。
まだ一度も試したことがない人は、かかりつけの歯科医院で施術を受けてみてください。
食いしばり予防は寝る前のルーティンにするべし!
私の主治医曰く
「普段から入浴の際に顎をマッサージしてストレッチすると良いですよ」
とのこと。
顎のストレッチ!?
寝る前に身体をストレッチしてから眠る人は多いと思いますが、顎もストレッチしている人がどれほど存在するでしょうか?
顎のマッサージは既に硬くなった顎の筋肉をほぐす以外に、顎をリラックスさせることで食いしばりを予防する意味もあるそうです。
YouTubeで検索すると、沢山顎マッサージやストレッチのハウツー動画があります。
是非、お好きなものを試してみてください。
私は担当医から教わった方法でマッサージとストレッチをしています。
私が行った食いしばり対策
私が食いしばりによる顎関節症を克服するにあたって最も効果的だったのは、漢方薬でした。その次に良かったのが、入浴中〜寝る前に顎のストレッチとマッサージをすること。
でも、他に行ったことの中にも皆さんに役立つこともあるかもしれないので、やってみたことを行った順に全て列挙してみます。
△: ロキソニンを処方してもらう
私が食いしばりを自覚したきっかけは、後ほどに紹介するめまいの本を読んだ時でした。
ただ、最初は担当医が処方する薬以外を飲むことに抵抗がありまして。
口が開かなくなる度に施術を受け、処方されたロキソニンを飲んで炎症が引くのを待ちました。
確かにロキソニンは効果がありますが、これは完全に対処療法で。
軽い顎関節症ならば、これだけで口は開くようになりますが、飲み続けても食いしばりは治りませんでした。
△: マウスピースを作成
口が開かなくなって歯科医院に駆け込むことが続いた時、担当医から提案されたのがマウスピースの作成でした。
正直、これにも食いしばりが治るような効果はありません。
食いしばった時の圧力を緩和し歯が破壊されるのを防いでくれますが、これを装着して寝れば食いしばらないわけではありません。
連日に装着すると喉が痛くなる気がしますので、ストレスがあると自覚がある時だけ装着して寝ています。
とはいえ、私には「うどんを食べている時に奥歯が砕けた経験」がありまして。
マウスピースを使用するようになってからは一度も歯が砕けていないので、まだお持ちでない方は歯科医院で作ってきてください。
○: 顎のマッサージ
前述したように、食いしばり対策として顎のマッサージは有効だと感じています。
食いしばりがある人は顎の付け根が凝り固まっていると思いますので、マッサージをすると普通に気持ちがよいのではないでしょうか?
顎から耳の付け根へ、そして顎の付け根からこめかみに向かってマッサージするようになったら偏頭痛の頻度まで激減しました。
顎のマッサージを習慣化させたら、私は顎の付け根だけでなく頭の筋肉も凝っていることに気がつきまして。
耳の付け根から頭頂部、首までを入浴時と起床後にマッサージしています。
食いしばり以外の症状を抱えている人は1分程度でも私は効果を得ていますので、やってみて欲しいです。
○: 顎のストレッチ
歯医者が勧めるくらいですから、顎のストレッチも有効です。
ただ、私は顎関節症の症状が出た時しか行っていません。(汗)
つまり完治した今はやっていない。
マッサージと一緒にストレッチも普段から行うとよいと思います。
顎のストレッチのコツは、顎を前面に伸ばすことです。
お困りの方はやってみてください。
◎: 漢方薬を処方してもらう
それから。
私の場合は、食いしばり予防に漢方薬がよく効いています。
もしかすると、マッサージやストレッチをしなくても漢方だけで完治できたのかもしれません。
私の場合、顎関節症よりも目眩に悩んできたので、そちらの対処方法を調べているうちに食いしばりが目眩の原因となりうることを知りまして。
↓の本で紹介されていた処方を主治医にお願いして出してもらうようにしたら、顎関節症治療に効果があったのです。
めまいにも効果がありましたが、食いしばりと同様、発症頻度を激減させる程度でした。
著書の佐藤先生曰く、真夜中の食いしばりは内耳の近くで電動ドリルで振動を出し続けているようなものでして。
食いしばりは脳の興奮が原因で、眠りが浅い時間帯(ノンレム睡眠)に頻発するのだそうです。
脳の興奮が起こる原因は一人一人違うので、これが効く!という方法はありません。
ですが、食いしばりを無くしていくには、眠りを浅くしている原因を取り除き、眠りの質を改善させる必要があるのだそうです。
佐藤先生の処方を試すと、本当に睡眠の質が上がります。
私は以前からApple watchで睡眠を記録してきたのですが、漢方を飲むようになったら概ね5〜8%だったレム睡眠が7〜20%になり、10%超えがスタンダードとなりました。
食いしばり以外に寝不足に悩む人は睡眠の質を上げるだけで日中のコンディションがマシになると思います。
実感として超クリアにはなっていないので「マシ」という表現を使いました。
私の場合は書籍を担当医に見せたら処方してくださいましたが、他の医師は試させてくれないかもしれません。
ですが、書籍には多少のエビデンスが載っており、見せれば近い薬は出してもらえると思います。
気になる方は自己判断せず、医師に相談の上で漢方薬を試してみてください。
△: 自律神経を整える
それから。
自律神経を整えるべく、努力しました。
これは食いしばり対策というよりは、目眩だとか物忘れ対策で処方されたコンサータの副作用を緩和するための試みなのですが。
自律神経が乱れると食いしばりを起こしやすくなるのだそうで、ここにも記録しておきます。
私は、やたらと体調不良が多いのですが
どの症状も自律神経が関係あるようでして。(汗)
自律神経失調の克服ができたなら、全ての苦痛から解放されそうな気がしています。
↓は私の自律神経失調対策です。
何もしていない頃と比べると寝込むことが激減しましたし、突然心臓がバクバクしたり変な汗が出ることは無くなりました。
△: ストレスを軽減させる
そもそも、なぜ食いしばるのか?
原因を解決しなければ、食いしばりは完治しません。
私の場合は顎の構造に異常はないので、交感神経が夜中に過剰な興奮を起こして食いしばっていると推測しています。
つまり、食いしばりの原因は自律神経失調。
自律神経系の働きに異常を起こす因子はストレスです。
無自覚にストレスがある場合は、対策が難しいです。
私の場合、自律神経失調の症状は多いのですが、何がそんなにストレスなのかは分からず…。
幼い頃から朝礼で倒れる系の子供でしたので、元々、自律神経系が弱いのでしょうけれど、タスクシュートという手法を使って日々の記録をとることで自分を観察しています。
記録から考察してストレス源が分かったなら、また報告したいと思います。
タスクシュートについては姉妹ブログでも語っていますので、ご興味がある方は参考にしてください。↓
食いしばるのは夜間だけではない
個人的には、寝ている間の食いしばり対策だけで十分な気がするのですが。
書籍にて調べているうちに、私は日中も食いしばっていることに気がつきました。(汗)
例えば、急ぎの仕事をしている時や寒い時が顕著で。
意外と頻繁に食いしばっているのです。
ガムには要注意
それはそうと。
既に顎関節症になっているレベルの食いしばりがある人がガムを噛むと、脳内の血流が悪くする可能性があるそうで。
頭をクリアにしたくてガムを噛んでも、逆効果になることがあるそうです。
ガムを長時間噛み締めるのは避けたいものです。
顎は軽く開いているのが正解
自分が食いしばっているか分からない人は、普段から顎が開いたままになっているかを確認すると良いです。
口を閉じていても、顎は軽く開いているのが正解だからです。
もしも歯と歯が触れているのであれば、食いしばりがある可能性があります。
不調が出る前に歯科医院での定期検診で診てもらうと良いでしょう。
私の場合は歯に亀裂が入っていたり舌が浮腫んでいました。
自分から質問するまでは定期検診で指摘されなかったので、自分から食いしばりの可能性を伝えてみると良いと思います。
悪化して口が開かなくなる前に対策をしましょう。
食いしばり対策まとめ
食いしばり対策は顎のマッサージとストレッチ!
医師と相談して漢方薬を処方してもらうのがベスト!!
薬は飲み続けない方が良いので、まずは入浴時や寝る前に顎のメンテナンスをすることを習慣化することをお勧めします。
そして
何故、食いしばるのか?
原因を解消することで根本的に治療していきたいですね。
