私は目が回るタイプのめまいに20年以上もの間、悩んできました。
それが、ここ数年の間に悪化しまして。(汗)
回転するのが治っても、フワフワめまいが長く続くことに気がつきました。
今日は、フワフワめまいの対処方法を調べ、試した結果を紹介したいと思います。
浮遊感を感じる程度のめまいであっても、それが何日も続くと苦痛である。そこで私は、フワフワめまいの対処法を調べ、それらが本当にめまいをその場で改善してくれるのか試すことにした。
結果、何かをすれば魔法のようにめまいがで治る…なんてことはなかった。ただし、ツボ押しでも局所的に冷やすことでも、フワフワめまいの対処法として紹介されていた方法には頭の疲れを癒す作用があると感じた。
フワフワめまいは対処より予防が大事で。普段から平衡感覚を鍛えておくことが一番の対策だと思われた。
フワフワめまいの対処法を試した結果は?
回転性のめまいが起こったのが一昨日の朝、フワフワ感を感じたのは起き上がれるようになってからでした。
つまり今日。
そこで私は、以前から気になっていた↓を参考にしながら「めまい対処法」を行い、応急処置に即効性があるのか、試してみました。
「ツボ押し」より「呼吸」が効く?
まず最初に紹介されていた処置はツボ押しでした。
うなじにある風池のツボはフワフワめまいに対して即効性のあるツボなのだそうで。
そこを適切な強さで刺激するのです。
過去の私は、風池を眼精疲労に効くツボとしてグリグリ押していましたが、小塚先生曰く、ここは強く押してはいけないそうです。
脳内を巡る血管に関わる場所なので、詳しくは書籍や専門家が発信している情報を参照してほしいのですが。
確かに、ツボ押しをして5分ほどしたら頭がクリアになった気がしました。
ただ、30分もすればモワッとしたので、その効果は一時的なものでした。(悲)
時間があるのなら、やはり寝るのが最強な気がします。
それから。
合谷のツボは首の筋肉の緊張を緩和するそうで。
こちらは応急処置として紹介されたツボではないのですが、効果があるとのことで試してみました。
ここは丹田を意識しながら呼吸をしつつ押すと良いのだそうですが…難しい!
とりあえず、5分間、深呼吸をしながらツボ押しを行ってみました。
すると、少なくとも直後はスッキリしたような?
ツボ押しは場所を見つけるのが難しいので、効果はよく分かりませんでした。
深く呼吸するだけでも効果がある気がしたので、私の場合は神経の高ぶりによってめまいが起きているのかもしれません。
「首冷やし」は頭の処理速度を向上させる
更に。
首を冷やす処置もやってみました。
これまたフワフワめまいがスッキリなくなった…というのはないけれど、何だか思考がクリアになった気がしました。
めまいがない時にやってみたら再現性があったので、頭がボーッとして疲れている時に効果があるのだと思います。
個人的には頭脳労働後の休憩時に行うのがおすすめだと感じました。
素人が詳細な処置方法を語るのは良くないので、どこを何を使ってどのように冷やすかは小塚先生の書籍を参考にしてください。
現時点ではフワフワめまいに対する即効性のある対処法はない
「ふわふわめまいを自分で治す本」に書いてある応急処置は、行っているその場からめまいが止まる凄ワザではなく、数分後に症状が治るだとか…緩和する感じでした。(泣)
ただ、何をするにしても、しばらくするとフワフワし始めるので、根本的な対処が必要だと分かりました。
フワフワめまいの予防策は自律神経を整えること
小塚先生曰く、フワフワめまいの患者さんは自律神経が乱れているのだそうです。
交感神経過多といっても過言ではない状態…ということは、自律神経失調の改善を目的として試みている対処方法を続けていけば、めまいも治るかもしれません。
↓は薬の副作用で交感神経過多になった際に自律神経を整える術を調べ、まとめたものです。
随分と良くなり、ここ3ヶ月は殆どめまいがなかったのですが、改めて生活を見直す必要があるかもしれません。
フワフワめまいの根本的な改善は下半身の血流改善にある
頭に熱をこもらせないようにすること
小塚先生曰く、頭に血液(エネルギー)が滞留することでフワフワめまいが起こるのだそうです。
頭寒足熱は寝る時だけの話ではない
フワフワめまいの状態をスマホに例えるなら、動画など複数のアプリを同時に起動することでメモリが限界になっている状態でしょうか?
本体が熱くなって処理速度が落ちるのは電子端末だけでなく、人体も同じなのです。
すると上半身は冷えていた方が働きがいい…ということになります。
のぼせと首や肩のコリは下半身の血流促進で改善できる
東洋医学的に考えると、のぼせや頸部のコリを解消する方法は、肩や首のマッサージではないそうです。(汗)
なぜなら、それらの原因は下半身だからです。
心臓のポンプは血液を全身へと送り出すけれど、吸い寄せはしません。
従って、下半身へ届いた血液を上へと押し上げるためには、ふくらはぎの筋肉が収縮してよく動くことが大事なのです。
小塚先生は血流改善を推奨しているのに、「頭を冷やす」ことを対応として提案しているのは何故だろう? …と疑問に思ったのですが、血流促進のキモは下半身だったのですね。
納得です。
結局、フワフワめまい解消の鍵は「血流」と「呼吸」
下半身の血流障害にアプローチすることでフワフワめまいを根本的に改善する…というのが小塚先生の提案する方法です。
具体的な方法は著作権的なこともあって先生の書籍を参考にしてほしいのですが、効いてる気がします。
鍼灸師の施術を受けたら根本的治療となるのかもしれません。
とはいえ、先生の書籍を参考に下半身の血流改善を意識するようにしたら頭がクリアな日が増えた気がします。
年齢のせいか、私はボーッとすることが多いのです。(恥)
私が参考にした本やサイト
小塚先生の「ふわふわめまいを自分で治す本」以外の参考本を紹介します。
不調の9割はこれで良くなる
私は、この本で「ツボ押し」が私の知恵袋的知識となりました。
腹式呼吸の練習方法も分かりやすく、どれだけ頑張ってもできなかった呼吸が大分できるようになりました。
今でも苦手なんですけどね。(汗)
おうちでできるやさしいお灸
私は灸に挑戦したことがないのですが、ツボの場所をこの本で確認しています。
東洋医学に懐疑的でしたが、20年以上もの間、めまいが治っていない現実を考えるとすがりたくもなりますし、やってみると効果がある気がします。
プラセボ効果?
押すだけで効果があるのなら、加熱したら更に効果的なのでは!?
火を使うのは怖いし一冊しか灸の本を読んでいないので、他にも良さげなものを見つけたら紹介しますね。
灸をするなら鍼師を頼った方がいい気がしますけど…。


